パリ、それは時代を超えて人々を魅了し続ける魔法の都。エッフェル塔やルーブル美術館といった世界的に有名な観光名所は、その輝かしい歴史と文化を象徴しています。しかし、パリの魅力は決してそれだけではありません。街の隅々には、地元の人々が愛する隠れ家のようなカフェやレストランがひっそりと佇み、訪れる者に特別な時間と空間を提供してくれるのです。芸術、文化、ファッションの中心地であるパリは、その豊かな歴史と現代的な魅力が融合し、独特の景観を作り上げてきました。中世の面影を残す街並みと近代的な建築物が共存するこの都市は、まさに美食の都としても名高いのです。今回は、そんなパリの知る人ぞ知る、評価の高い隠れ家的カフェとレストランを厳選してご紹介しましょう。
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パリの隠れ家カフェ
Sevenly Heart
マレ地区の賑わいの中にひっそりと佇む「Sevenly Heart」は、ヴィンテージ家具とアンティーク調のインテリアが醸し出す、居心地の良い空間が魅力のカフェです。SNSでも話題になるほどの可愛らしい内装でありながら、地元の人々にも愛されています。特に、丁寧に淹れられたコーヒーや抹茶は絶品で、見た目も可愛らしいケーキと共に味わうことができます。日中はカフェとして、夕方からはシックで落ち着いた雰囲気のバーへと変わり、ワインを楽しむこともできます。週末は夜遅くまで営業しており、平日は午前9時半から営業しています。ここのおすすめは、絶妙な甘さと苦みが調和した抹茶ラテ。また、終日提供される朝食メニューも見逃せません。特に、ふわふわのスクランブルエッグや、チーズスコーン、自家製のチリジャムは一度味わう価値ありです。火曜日と水曜日は定休日なので注意が必要です。
Noir Coffee Shop
同じくマレ地区にある「Noir Coffee Shop」は、パリジャンたちの間で急速に人気を集めているカフェです。自社焙煎されたこだわりのコーヒー豆を使用した、香り高く深みのあるコーヒーが自慢。モダンとヴィンテージが絶妙にミックスされたスタイリッシュな店内は、洗練された雰囲気を醸し出しています。可愛らしいロゴ入りのカップで提供されるコーヒーは、思わず写真を撮りたくなるほど。店舗ごとに少しずつ内装が異なり、それぞれの地域の雰囲気に合わせたデザインが施されているのも魅力です。エスプレッソやフィルターコーヒーはもちろん、抹茶ラテやチャコールラテなど、豊富な種類のドリンクが楽しめます。特に、豆本来の味を楽しめるフィルターコーヒーがおすすめです。多くの店舗が朝8時から夕方6時まで営業しており、週末は9時から営業している店舗もあります。
Carette
ヴォージュ広場の回廊にある「Carette」は、インフルエンサーにも人気のカフェですが、その歴史と格式ある雰囲気は地元の人々にも愛されています。特に、テラス席からは美しい広場の景色を眺めながら、優雅な時間を過ごすことができます。Caretteは濃厚なチョコレートショーが有名ですが、ぜひ試してほしいのが「サントノレ」という名のパティスリー。シュークリームを組み合わせたようなこのお菓子は、外はカリッと、中はとろりとした食感で、甘さ控えめながらも濃厚な味わいが楽しめます。マレ地区の店舗は毎日午前8時から夜11時半まで営業しており、トロカデロ地区の店舗もほぼ同じ時間帯で営業しています。午後3時から6時のティータイムには、上品なフィンガーサンドイッチやミニマカロンの盛り合わせも楽しめます。
Le Voltigeur
マレ地区の賑やかな通りに面した「Le Voltigeur」は、活気ある雰囲気のカフェです。ここの名物は、チョコレートでメッセージやイラストを書いてくれるカプチーノ。ちょっとしたサプライズが、訪れる人を笑顔にしてくれます。また、新鮮な野菜や果物を使った、自分で素材を選べるカスタムメイドのジュースも人気。朝食には、焼きたてのクロワッサンやタルティーヌがおすすめです。営業時間は情報が複数ありましたが、一般的には朝から夕方まで営業しているようです。正確な時間は訪れる前に確認するのが良いでしょう。
Café Verlet
ルーブル美術館のすぐ近く、サントノレ通りに佇む「Café Verlet」は、1880年創業の歴史ある老舗カフェです。世界中から厳選された最高品質のアラビカ豆を輸入し、店内で丁寧に焙煎・抽出した、香り高いコーヒーが自慢。店内は、豪華でありながら落ち着いた雰囲気で、ゆったりとくつろぐことができます。コーヒーだけでなく、紅茶やスパイス、ドライフルーツなども販売しています。ここのカフェラテは、エスプレッソとミルクが別々に出てくるので、自分の好みに合わせてミルクの量を調整できるのが嬉しいポイント。ブラジル、コロンビア、ケニアなど、様々な産地のコーヒー豆を取り扱っており、その日の気分に合わせて選ぶことができます。月曜日から土曜日まで、午前9時から午後7時まで営業しており、日曜日は定休日です。
パリの隠れ家レストラン5選
Le Petit Marguerite
ノボテル・パリ・レ・アール内にある「Le Petit Marguerite」は、昔ながらのパリのビストロの雰囲気を再現した、新しい隠れ家のようなレストランです。クラシックなフランス料理をベースに、モダンなアレンジを加えた料理を楽しむことができます。ランチは毎日12時から午後2時半まで、ディナーは午後7時から午後10時半まで営業しています。木曜日と金曜日の夜には、特別なフランスチーズフォンデュのメニューも用意されています。平均予算は約50ユーロ。レビューは賛否両論ありますが、雰囲気と料理の質は比較的高い評価を得ています。
Septime
11区にある「Septime」は、地元の人々に非常に人気のあるレストランです。洗練された現代的なフランス料理を、コースメニューでじっくりと味わうことができます。ランチは5品のテイスティングメニューが85ユーロ(ワインペアリング60ユーロ)、ディナーは7品のテイスティングメニューが135ユーロ(ワインペアリング75ユーロ)です。営業時間は月曜日から金曜日のランチタイム(12時15分~14時)とディナータイム(19時30分~23時)で、土曜日と日曜日は定休日です。以前はより手頃な価格のランチメニューもあったようですが、現在はコース料理が中心のようです。独創的な食材の組み合わせと美しい盛り付けが特徴で、特別な日の食事にもぴったりです。
Le Bélisaire
15区の住宅街にひっそりと佇む「Le Bélisaire」は、まさに地元の人だけが知る隠れ家のようなレストランです。伝統的なフランス料理を、飾らない雰囲気の中で気軽に楽しむことができます。ランチメニューは、前菜とメインのセットで30ユーロからと、比較的リーズナブルな価格設定も魅力。おすすめは、フォアグラが乗った牛の骨髄のグリルや、お店の名前が付いたソースでいただく鯛のポワレなど。温かく居心地の良い雰囲気で、シェフが気さくに話しかけてくれることもあり、アットホームな時間を過ごせます。営業時間は月曜日から金曜日のランチタイム(12時~14時)とディナータイム(19時30分~21時30分)で、土曜日は定休日です。
Restaurant ES
7区にある「Restaurant ES」は、2013年に日本人シェフによってオープンし、翌年にはミシュランの星を獲得したという実力派。落ち着いた雰囲気の7区にありながら、外観は控えめで、まさに隠れ家のような佇まいです。店内は白を基調とした清潔感のある空間で、ホールスタッフには日本語を話せる人もいるので、フランス語が苦手な日本人でも安心して食事を楽しめます。営業時間は少し特殊で、火曜日は20時から21時、水曜日から土曜日はランチが12時から13時、ディナーが20時から21時となっています。日曜と月曜は定休日です。フレンチの技法をベースに、日本の食材やテイストを取り入れた、繊細で独創的な料理が堪能できます。
Bistrot Darsy
メニルモンタン地区にある「Bistrot Darsy」は、まるで昔のパリにタイムスリップしたような、懐かしい雰囲気のビストロです。地元の人々が普段使いするような、温かみのある空間で、美味しいフランスの家庭料理を味わうことができます。観光客はあまり見かけませんが、その分、よりローカルなパリの雰囲気を楽しみたい方にはぴったりの隠れ家と言えるでしょう。具体的な営業時間やおすすめメニューは情報がありませんでしたが、昔ながらのビストロ料理を気軽に楽しめるお店として地元で愛されています。
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まとめ
有名な観光名所を巡る旅も素晴らしいですが、少し足を伸ばして、地元の人々が愛する隠れ家のようなお店を訪れてみるのはいかがでしょうか。そこで出会う一杯のコーヒー、一皿の料理は、きっとパリでの思い出をより豊かなものにしてくれるはずです。パリの食文化の奥深さを体験しに、あなたも隠れた名店を探す旅に出てみませんか。
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