永遠の美を巡る旅「イタリア世界遺産紀行」
イタリア、それは歴史と芸術、そして美食が織りなす、まさに魅惑の世界遺産の国。古代ローマ帝国の栄華からルネサンスの開花、そして現代に至るまで、数々の文化遺産が息づくいています。まさに生きた美術館と言えるでしょう。今回ご紹介するのは、そんなイタリアが誇る世界遺産の中でも、特に人気の高い10か所を巡る、心躍る旅プランです。
日本からのアクセス
日本からイタリアへは、直行便またはヨーロッパ主要都市を経由する便が利用できます。直行便の場合、ローマまたはミラノまで約12~14時間です。航空会社や時期によって料金は変動しますが、おおよそ往復約10万円~20万円程度です。
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イタリアが誇る世界遺産 珠玉の10選
コロッセオ(ローマ)
古代ローマ帝国の象徴ともいえる巨大円形闘技場。剣闘士たちの激闘や猛獣との戦いが繰り広げられた場所であり、その圧倒的な存在感は訪れる者を古代ローマの世界へと誘います。建設は西暦72年、ウェスパシアヌス帝の命により始まり、80年にティトゥス帝によって完成しました。約5万人を収容できたと言われ、その規模と建築技術は驚嘆に値します。内部の見学では、地下の構造や観客席など、当時の様子を垣間見ることができます。人気の理由は、その歴史的価値と、圧倒的なスケール感、そして古代ローマのロマンを感じられる点にあります。
- 営業時間:季節により変動(通常8:30~19:00頃、冬季は早めに閉館)
- 入場料:16ユーロ(フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘との共通券)
フォロ・ロマーノ(ローマ)
古代ローマ時代の政治、経済、宗教の中心地であったフォロ・ロマーノ。神殿、凱旋門、元老院議事堂などの遺跡が点在し、かつての繁栄を偲ばせます。皇帝たちの演説や市民の活気ある声が聞こえてきそうな、歴史の重みを感じる場所です。コロッセオと隣接しており、セットで見学するのが一般的です。石畳の道を歩きながら、古代ローマの息吹を感じてください。人気の理由は、古代ローマの政治と社会の中心地であったこと、そして多くの歴史的建造物が残されていることです。
- 営業時間:コロッセオに準ずる
- 入場料:コロッセオとの共通券
パラティーノの丘(ローマ)
ローマ建国の地とされ、皇帝たちの邸宅が建ち並んだ丘。フォロ・ロマーノを見下ろす絶景が楽しめます。緑豊かな庭園や噴水跡など、優雅な雰囲気が漂い、古代ローマの貴族たちの暮らしを想像させてくれます。フォロ・ロマーノ、コロッセオとの共通券で入場できるため、合わせて訪れるのがおすすめです。人気の理由は、ローマ発祥の地であること、眺望の良さ、そして皇帝たちの邸宅跡が見られることです。
- 営業時間:コロッセオに準ずる
- 入場料:コロッセオとの共通券
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サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(ミラノ)
レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「最後の晩餐」があることで世界的に有名な教会。この壁画は、修道院の食堂の壁に描かれており、キリストと12使徒の最後の晩餐の様子をドラマチックに表現しています。完全予約制で、鑑賞時間は15分と限られていますが、その美しさと迫力は、一生の思い出となるでしょう。「最後の晩餐」は、遠近法や光の表現など、ダ・ヴィンチの卓越した技術が駆使されており、美術史における最も重要な作品の一つとされています。人気の理由は、言うまでもなく、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があることです。
- 営業時間:8:15~19:00(月曜休館)
- 入場料:「最後の晩餐」鑑賞は予約制、料金は変動
フィレンツェ歴史地区
ルネサンス文化の中心地として栄えたフィレンツェ。ドゥオーモ(花の聖母大聖堂)、ウフィツィ美術館、ヴェッキオ橋など、美しい建築物や芸術作品が街中に溢れています。ドゥオーモのクーポラに登れば、街全体を見渡す絶景が楽しめます。ウフィツィ美術館では、ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」やレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」など、ルネサンス美術の傑作を鑑賞できます。ヴェッキオ橋は、橋の上に宝飾店が軒を連ねる珍しい光景で、フィレンツェのシンボルの一つとなっています。人気の理由は、ルネサンス美術の中心地であり、美しい街並みと数多くの芸術作品があることです。
- ドゥオーモ営業時間:10:00~17:00(クーポラは要予約)
- ドゥオーモ入場料:大聖堂は無料、クーポラ、洗礼堂などは有料
- ウフィツィ美術館営業時間:8:15~18:50(月曜休館)
- ウフィツィ美術館入場料:20ユーロ(特別展開催時は変動)
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