記事内に広告が含まれる場合があります。

今注目!モントリオールの人気ベーカリー10選

モントリオールのベーカリー グルメ

モントリオールのパン文化は、その歴史の中で様々な影響を受けてきました。先住民のバノックから、初期の入植者たちが持ち込んだパン、そしてモントリオール名物のベーグル、さらには北アフリカのピタパンまで、多様なパンがこの地の食文化を彩ってきました 。特にフランスの文化が深く根付いているモントリオールでは、まるでパリの街角のような本格的なブーランジェリーが多く、地元の人々は日常的に焼きたてのクロワッサンやパン・オ・ショコラを求めてベーカリーに足を運びます 。また、モントリオールは、甘みのある独特の製法で知られるベーグルの発祥地でもあり、その歴史は都市のユダヤ人コミュニティと深く結びついています 。このように多様な背景を持つモントリオールのパン文化は、常に新しい息吹を吹き込まれ、進化を続けています。  

近年、モントリオールでは、伝統的な製法を守りながらも、新しい食材やアイデアを取り入れたベーカリーが次々とオープンし、注目を集めています。これらのベーカリーは、高品質な小麦粉や地元の食材を使用し、丁寧に焼き上げられたパンやペイストリーを提供することで、食通たちの間で話題となっています。今回は、そんなモントリオールで今特に注目を集める、人気で評価の高いベーカリーを厳選して10軒ご紹介します。それぞれのベーカリーが持つ個性豊かな魅力と、おすすめのメニューを巡る旅に出かけましょう。

海外格安航空券の予約ならエアトリ

早割はこちら!<エアトリ>

1. Farine & Cacao (ファリーヌ・エ・カカオ)

2023年8月にオープンしたばかりの「Farine & Cacao」は、早くも国際的な評価を獲得した注目のパティスリーです 。シェフのクリスチャン・カンポスが手がける、クラシックなペイストリーをモダンで革新的に再解釈したスイーツは、季節のフレーバーを大切にしています 。その独創性とエレガントな美しさ、そしてフランス菓子の伝統への敬意が評価され、2024年には権威ある「La Liste」の「Pastry Discovery Gem Award」を受賞しました 。水曜日から金曜日は午前10時から午後7時まで、土曜日は午前9時から午後7時まで、日曜日は午前9時から午後5時まで(情報源によっては午後6時まで)営業しています 。おすすめは、定番のヴィエノワズリーに加え、フランボワーズやジャンドゥーヤの風味が香るクロワッサン、そしてピスタチオとラズベリー、マンゴーとパッションフルーツ、チョコレートとキャラメルを組み合わせた複雑なアントルメ、さらに職人技が光るチョコレートバーです 。  

2. Hof Sucrée (ホフ・シュクレ)

人気ベーカリー「Hof Kelsten」の姉妹店として2024年にオープンした「Hof Sucrée」は、マイル・エックス地区に位置する新しいカフェショップです 。こちらは、「Hof Kelsten」のパン以外のペイストリーや焼き菓子を製造するスペースとしても機能しており、ジェフリー・フィンケルスタインのパートナーであるパティシエのスーイン・ウォンが、毎日愛情を込めて手作りのクロワッサン、デニッシュ、クッキーなどを手がけています 。店内には広々としたカフェスペースも併設されており、購入した焼き菓子をコーヒーと共に楽しむことができます。営業時間は月曜日から金曜日の午前8時から午後5時までで、土曜日は定休日です 。おすすめは、バラエティ豊かなクロワッサン、風味豊かなデニッシュ、そして食感も楽しいクッキーです。本店「Hof Kelsten」で人気のチョコレートバブカも、こちらで購入できるかもしれません 。  

3. Olive et Gourmando Royalmount (オリーブ・エ・グルマンド・ロイヤルマウント)

旧市街で絶大な人気を誇るカフェベーカリー「Olive et Gourmando」の新店舗が、トレンドの発信地であるロイヤルマウントにオープンしました 。2023年後半から2024年にかけてオープンしたこの店舗は、オリジナルの「Olive et Gourmando」の魅力をそのままに、アトリエ・ゼビュロン・ペロンが手がけた美しいダイニングルームが特徴です 。月曜日と火曜日は午前10時から午後7時まで、水曜日から金曜日は午前10時から午後9時まで、土曜日は午前9時から午後5時まで、日曜日は午前10時から午後5時まで営業しています 。おすすめは、本店で人気のキューバサンドイッチをはじめとするグルメサンドイッチや、自家製スープ、そして丁寧に焼き上げられたペイストリーです。長年のファンはもちろん、新しいロケーションで初めて「Olive et Gourmando」を体験する人もきっと満足できるでしょう。  

4. Automne Boulangerie (オトンヌ・ブーランジェリー)

2016年にオープンした「Automne Boulangerie」は、ローズモント・ラ・プティット・パトリー地区に2店舗を構える、スカンジナビアの影響を受けたベーカリーです 。シェフのセス・ガブリエルセと、受賞歴のあるパン職人ジュリアン・ロイの二人が手がけるパン、ピザ、ペイストリーは、シンプルながらも季節の高品質な食材の持ち味を生かした味わいが魅力です 。月曜日から金曜日は午前7時30分から午後6時30分まで(一部店舗では午後5時まで)、土曜日と日曜日は午前8時から午後4時まで営業しています 。特におすすめは、風味豊かなパン、クリスピーなピザ、そして丁寧に作られたペイストリーで、特にハムとチーズのクロワッサンは多くの人に愛されています 。  

5. Boulangerie Le Toledo (ブーランジェリー・ル・トレド)

2019年3月にオープンした「Boulangerie Le Toledo」は、プラトー・モン・ロイヤル地区に複数の店舗を展開するベーカリーです 。元銀行員のフランソワ・バリエールと、経験豊富なパン職人リカルド・アルノーという異色のコンビによって設立されました 。ケベック産のオーガニック小麦粉を使用し、低温長時間発酵で丁寧に焼き上げられたパンは、豊かな風味と食感が特徴です 。店内はコミュニティの繋がりを大切にする温かい雰囲気で、ヴィンテージの装飾が施されています 。営業時間は月曜日から日曜日まで午前7時から午後6時までです 。おすすめは、香ばしいサワードウブレッド、バターたっぷりのアーモンドクロワッサン、北欧風のオープンサンドイッチ「スモーブロー」、そして朝食にぴったりのペイストリーです 。ヴィーガン向けのメニュー(マフィン、豆腐のバインミーなど)も用意されています。  

コメント

タイトルとURLをコピーしました