本当は教えたくない台北の穴場スポット１０選

林安泰古厝民俗文物館

1783年に建てられた林安泰古厝民俗文物館は、台北市内に現存する最も古い伝統的な中国式家屋の一つです。美しい庭園や、当時の生活様式を伝える貴重な展示を見学することができます。都会の中にひっそりと佇むこの場所は、まるでタイムスリップしたかのような静けさと趣があります。特に、建物の細部に施された繊細な装飾は必見です。  

青田街

緑豊かな並木道が続く青田街には、落ち着いた雰囲気の茶芸館が点在しています。かつて日本人教授の住居として使われていた木造家屋を改装した店舗が多く、趣のある空間でゆっくりと台湾茶を楽しむことができます。美味しいお茶と共に、軽食やスイーツを味わいながら、静かで優雅な時間を過ごしたい方におすすめです。  

日星鑄字行

台北の問屋街の一角にひっそりと佇む日星鑄字行は、台湾で唯一残る手動活字鋳造所です。店内には、無数の漢字の活字が整然と並べられており、その光景はまさに圧巻です。自分の名前や好きな言葉の活字を選んで、世界に一つだけのオリジナルハンコを作ることができます。活字印刷の歴史と技術を今に伝える、非常に貴重な場所です。  

台北グランドホテル

その豪華絢爛な外観で知られる台北グランドホテルには、実は秘密のトンネルが存在します。かつて蒋介石総統とその要人の緊急避難のために建設されたもので、現在はホテル主催のツアーに参加することで見学が可能です。冷戦時代の歴史を垣間見ることができる、珍しい体験となるでしょう。西側のトンネルには、避難用とは思えない滑り台が設置されているのも興味深いポイントです。

萬里UFO村 

台北の北海岸、萬里地区にひっそりと佇む萬里UFO村は、その独特な外観で訪れる人々を驚かせます。かつてリゾート施設として建設されましたが、経済状況の変化などにより放棄され、現在では廃墟となっています。しかし、その独特な形状の建物群は、まるで異世界に迷い込んだかのような、秘境のような雰囲気を醸し出しており、写真愛好家にとっては特別な被写体として人気を集めています。ただし、一部には現在も居住者がいるため、見学の際にはプライバシーに配慮が必要です。

ホテルをお得に予約するならアゴダがおすすめ！

まとめ  

これらの穴場スポットを巡る旅は、きっとあなたの台北観光をより深く、そして忘れられないものにするでしょう。賑やかな観光地の喧騒から離れて、地元の人々が愛する静かで美しい場所を訪れることで、台北の新たな魅力と出会うことができるはずです。次回の台北旅行では、ぜひこれらの秘密の場所を探訪し、あなただけの特別な台北を発見してみてください。